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一方、原油は米原油先物が9月12日に一時1バレル80.18ドルと80ドルを突破するなど強基調が衰えていない。夏場以降、先物相場の価格形成が期近高・期先安になって投資マネーが流入しやすくなった要因はある。だが基本的に景気変動に対する反応が非鉄より遅いためだ。例えば世界需要の4分の1を消費する米国で石油需要が減少に転じるには、消費者が今の大型車から省エネ型の小型車やハイブリッド車に買い替える必要がある。ところが住宅価格の下落で消費力が弱まれば、買い替えが遅れてしまう可能性さえ高い。
世界人口の増加と中国など新興国の生活向上が銀座をけん引する大きな流れは変わっていない。気象の影響はあっても主要商品の中で最も長い景気サイクルで動く農産物価格は原油以上にペット可賃貸・ペット可物件が強い。シカゴ市場の小麦先物は一時1ブッシェル9ドル台に乗せ、連日のように史上最高値を更新している。中古マンション 大阪は太平洋東部赤道域の海水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象が冬まで続く可能性が高い」と予測しており、来年も異常気象が農産物価格を押し上げる可能性はある。
原油や農産物市況の強さは、世界景気の中長期トレンドが依然強いことを示す。確かに景気減速にもかかわらずガソリンや食料の高値が続くのは米経済につらい。今後予想される利下げは商品価格を一段と押し上げる可能性もある。だが原油価格が大きく下落し、米国債市場へのオイルマネーの流れが変調したりすれば世界経済はさらに深刻な事態に陥る。焦点はサブプライム問題に伴う当面の景気減速が中長期のトレンドに波及する前に、短期の波動が調整を抜け出せるかどうかだ。
全国農業協同組合連合会(全農)が2007年産米からコメ農家への買い付け代金の支払い方式を見直す。このことを巡り、産地が揺れている。
これまで全農は農家からコメを集荷する段階で販売予想価格を支払う「仮渡し金」方式を取っていた。これを今年の新米から、内金をまず払い、後に実際の販売額を見ながら追加額を支払う「概算金」方式に変える。この内金の基準価格が60キロ当たり7000円と決まった。このことから概算金方式の導入は「7000円問題」と呼ばれ、各地のJAや生産者から不安の声が上がっている。「コメ価格が7000円まで下がってしまうのではないか」というのだ。
仮渡し中央区 マンションの場合、全農は予想した販売価格を集荷時に農家に支払う。予想価格よりも安く売れた場合は支払った仮渡し金の中から回収するのが本来の趣旨だが、実際には難しい。このため市場では、仮渡し金の価格が全農の販売価格の湘南 不動産な下限と見なされてきた。
例えば06年産の場合、北海道産米の仮渡し金は60キロ1万円(現在の相対取引価格は約1万3400円)、新潟産コシヒカリは1万5000円(同約1万7600円)だったとされている。
概算金方式ではこれが取りあえず7000円になる。農家にしてみれば、一時的な手取り収入が場合によっては半減する。後は市場での人気次第だ。仮に1万3000円で売れなくても、全農側には6000円の値下げ余地がある計算だ。この場合、当然ながら農家への追加払いはない。
実際は7000円に全農の経費2000―3000円と流通経費が加算され、「市場で取引されるコメ価格は1万2000円程度が下限だろう」(大手卸業者)という。しかし、従来に比べ農家の経営が市場環境に大きく影響を受けることは確実だ。
例えば06年産米で今も在庫があるのは人気が高いとされてきたコシヒカリ。全国で一斉に作られるようになり、供給過剰となったためだ。各地のコシヒカリはブランド米として比較的高値で取引されてきた。しかし07年産米からは、余るようなら全農はより大胆に値引きして売ってしまう可能性が高い。
産地にも、今後は消費者が求めているコメを今以上に丁寧に見極めていく努力が求められているようだ。
2005年4月に個人情報保護法が全面施行されてから約2年半。ビジネスの現場にこの法律が定着する中、サービス価格にもじわじわと影響が広がっている。
流通業や金融機関などはダイレクトメール(DM)の発送を専門会社に委託することが多い。この手数料が05年以降は下げ止まっている。
発送代行の作業料金(東京地区、郵送料除く)は標準タイプ(定期刊行物1点、B5判、100グラム、第3種郵便)ですべて同じ内容物の場合、1通当たり10円弱が目安。バブル崩壊後、3―4割下がった。
この市場には2000年前後に印刷会社などが相次ぎ新規参入し、料金が大幅に値下がりした。ここにきて下げ止まり傾向が広がったのは、個人情報保護法の全面施行で情報管理体制が整った代行会社に需要が集中してきたことが背景にある。
ある大手発送代行会社はバブル期以降、首都圏に分散していた発送拠点を集約した。この結果、出入りする人のチェックが容易になり「企業からの発送依頼が増えた」という。作業の効率が上がり、人材確保もしやすくなったという。
オフィスビルの需給にも個人情報保護法が影響している。
都内のコールセンター。見学ブースからは電話を受けるスタッフの姿が見えるが、会話は一切聞こえない。関係者は「情報が流出しないように防音効果の高い部屋を探した」と語る。
防音だけでなく、入退室のチェック機能を高めたオフィスの需要が高まっている。都内のある仲介会社は「同じ時期に完成した同規模の部屋でも、セキュリティー機能の有無で3―4割程度賃料が違うことも珍しくない」と指摘する。
最近の民間調査では、都内のオフィス空室率の下げ止まり傾向も強まっている。都心部で1%を割ったバブル期に比べればまだ高い水準だが、「セキュリティー面などの付加価値を高められない古い物件がデッドストック状態となっている」(仲介会社)。今後は大幅に空室が減ることはないという指摘もある。
個人情報を外部に流出させた企業がその責任を問われる場面も多くなった。05年4月以降、国内のサービス関連市場でも、利用企業のニーズが変化したことは間違いないようだ。
金への投資手法が多様化しつつある。先物の「ミニ取引」や金価格に連動する上場投資信託(ETF)が相次ぎ登場した。近年の相場上昇で投資先として金への関心が高まっていることを象徴する動きといえそうだ。
東京工業品取引所が7月17日に金ミニ取引を開始して1カ月余りが過ぎた。金先物の取引単位を100グラムと10分の1に引き下げたうえ、損失が事前に決めた額を超えると取引を手じまう「ロスカット制度」を導入してリスクを軽減。商品先物になじみの薄かった個人投資家の取り込みを目指した。
金ミニ初日の7月17日、大阪証券取引所が金ETFを8月10日に上場すると発表した。海外のETFが金現物を証券化するのに対し、日本の現在の投資信託法では商品を組み込むことを認めていない。そこで金価格に連動する債券(リンク債)を使って価格を連動させる形を取った。管理・運営する野村アセットマネジメントでは「短期取引の商品先物と、長期保有の地金の中間のような形を目指し、投資商品のパイを広げたい」としている。
今のところ両市場とも出足は静かだ。金ミニは初日を除き、現在まで1日の売買高が2000―4000枚台の日が多い。「1万枚程度はできてほしかった」(東工取幹部)という期待からはやや物足りないともいえる。大証の金ETFも、初日を除いて1万―4万口(1口は10グラム)の売買高にとどまる。上場間もなく円高が進んで価格が下がった影響が大きい。
ワールド・ゴールド・カウンシルの豊島逸夫日韓地域代表は「金投資の一番の動機はリスク分散。新商品は既存の先物や地金と競合するよりも、新たな投資家を呼び込む可能性がある」と期待する。潜在力を発揮するにはまず株や為替相場が落ち着きを取り戻すことが必要といえそうだ。
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